光老化&近赤外線をいかに防ぐか

まぶしいほどの紫外線を浴びる女性

 

紫外線がシミなどの原因になるなど、お肌に悪いものであることはもはや知らない方がいないのでは、と思うほど常識になっていると思います。

 

年中空から降り注ぐ敵をいかに防ぐかをカギに、さまざまな美白化粧品や日焼け止め、美白サプリメントが世に送り出されているかは周知の事実ですよね。

 

ところで、太陽光が肌に与える影響を表す言葉に「光老化」というものがあります。

 

この光老化、ここ数年で注目度が高まっていますが、じつは約10年前に日本化粧品工業連合会(略称:粧工連)という組織が化粧品の効能拡大のために厚生労働省にアクションを起こしていました。

 

 

つまり、紫外線による肌への害をくいとめる力が化粧品にはあるから認めてほしいということですね。

 

ただし当時は光老化という言葉がまだまだ浸透しておらず、政府としては国民に誤解を与えないためにもこの申請を認めていませんでした。

 

そこから時は流れ、現在では先述のように美白への知識やリテラシーが高まっていることもあり、粧工連は再度政府に光老化についての効能取得に向けて動き出しています。

 

つまり将来の可能性ですが、美白に関してさらに技術が進化した次世代の化粧品が登場することが考えられるということですね。

 

そして、光老化に大きく関係するものとして近赤外線というものがあります。ハロゲンヒーターやこたつ、電気ストーブなどの暖房器具で遠赤外線という言葉は聞いたことがある方が多いと思いますが、近赤外線は耳なじみのないものではないでしょうか。

 

実は太陽光の50%のエネルギーを持つ近赤外線は、肌に大きな影響を与えるといわれており、次世代の美白を語る上でカギといっても過言ではありません。

 

このページでは、光老化と近赤外線について気になる知識をまとめてみました。

光老化は蓄積されたダメージ

ひび割れた地面

 

昨日までピチピチと若々しかった人が、急に老人のように老けこんでしまうなんてことは漫画でもない限りあり得ないですよね。

 

つまり老化というのは急におこるものではなく、時間をかけて徐々に進行していくものといえます。

 

これは、紫外線による肌への変化も変わりません。夏の海などで真っ黒に日焼けした肌は時間がたてば皮が剥けて元にもどりますが、けっして以前と同じ状態ではありません。

 

目に見えなくても、肌の中にダメージは少しずつ溜まっているのです。

 

そうして何年もかけて蓄積されたダメージが、深いシミやしわ、ごわごわとした皮膚などの変化として肌に現れます。

 

その証拠に、太陽光をよく浴びる顔や手と、ほとんど光に触れないお尻の皮膚では、その状態がまったく違いますよね。お尻に深いしわやシミが増えたという方はほとんどいないのではないでしょうか。

 

光老化とは、こうした紫外線による蓄積されたダメージが肌に与える変化のことをいいます。

 

光老化で肌はどう変化する?
表面の状態 深いシミやしわ、ゴワゴワがある
肌のキメ 全体的な乱れ、部分的な変形
角質層の厚さ 均一でない
メラノサイト 活性化しメラニン産生も亢進
コラーゲン 繊維束の荒れ、ズタズタに切断

 

新品のヌメ皮の財布などは、外に持ち出して長期間使うちに色が深くなっていい感じになりますが、人間の特に女性の肌にとって光老化は百害あって一利なし。

 

長期間にわたるダメージが形になるものだけに、光老化の進んだ肌を短期間で蘇らせるのは並大抵のことでは不可能です。

 

だから肝心なのは「肌へのダメージをいかに溜めないか」ということに尽きます。

近赤外線とは

美肌の敵として最近大きく注目を浴びている近赤外線。

 

じつは、太陽光に含まれる光線の中では約55%と半数以上を占め、紫外線(約7%)に比べてもずっと大きなものです。

 

さらに、UVAやUVBに比べて、近赤外線は肌の奥まで到達する性質があります。

 

このイメージは暖房器具のキャッチコピーでよくある「芯までポッカポカ」が近いものになります。つまり赤外線は肌の奥までエネルギーが届くので温かいのですが、それだけ肌内部にまで影響を与える恐ろしいものということですね。

 

近赤外線は太陽光だけでなく、照明器具やテレビ、パソコン、スマホなど人工的に発せられる光にも含まれているのが非常にやっかいなポイント。

 

ただし医療現場で治療に使われることもあり、一概に悪影響なだけとはいえませんが、肌の美容面で考えるとマイナス面が大きいのが近赤外線です。

 

他の光より長い波長で肌内部までダメージを与え続け、光老化を引き起こす近赤外線は、通常の日焼け止めや美白化粧品で防ぐのが難しくなります。

 

次世代の美白ケアを謳う新しい化粧品は、この近赤外線を防ぐテクノロジーに焦点を充てたものになっています。

 

ポーラのB.Aザ プロテクター

ポーラのB.A

 

もはや夏だけでなく、つけている人は一年中肌身離せない存在ともなった日焼け止め。

 

化粧品大手メーカーのポーラから発売されている日焼け止めには、やっかいな近赤外線をシャットアウトする新しい技術が織り込まれています。

 

それが「ダブルプロテクトベール」に代表されるポーラのフラッグシップブランド「B.A」の日焼け止め、B.Aザ プロテクターです。

 

これは紫外線を防ぐ粒状の成分と近赤外線を防ぐ板状の成分を組み合わせたポーラオリジナルのUVテクノロジーです。

 

紫外線より高い割合で肌の奥、真皮最深部まで到達する近赤外線をカットすることで、ジワジワと進む光老化によるエイジングを防ぐことができます。